IGA腎症のタンパク尿の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
27歳 女性
慢性腎炎で尿たんぱくが検査のたびに毎回+から2+出ていました。
疲れやすく、生理痛も酷く生理の時に塊も出ます。
白血球、赤血球、血小板、ヘモグロビンが正常値を超えて高く、中医学でいう「瘀血証」です。
尿酸値も7.2と高く(正常値2.5~7.0)ドロドロ血なので、生理痛や血塊が出るのです。
瘀血によい漢方薬を飲んでいただいて体調が整い、2か月後の検査ではなんと!!
尿たんぱくが(-)となり、尿酸値も下がり(5.5)正常となりました。
白血球、赤血球、血小板、ヘモグロビンもすべて正常値になりました。
腎臓病で尿たんぱくがマイナスになることはなかなか難しいことです。
短期間で血液と尿の検査がこんなに良くなることは珍しいです。
中医学の考えは素晴らしいです。
この方は血が濃く、その血をろ過するのに腎臓に負担がかかっていたのだと思われます。
国際中医専門相談員 薬剤師 植松 光子
TEL:049-245-6637
住所:埼玉県川越市砂新田2-8-7